初めての方へ

治療前の注意点

  • 当院は完全予約制です。必ず電話で予約を入れてから、お越しください
  • 予約時間より大幅に遅刻して来院された場合、治療をお断りすることがあります。遅刻して来院されますと、治療時間が短くなり、十分な効果が得られなくなります。予約時間の5分前には、ご来院して下さい
  • 治療当日は、治療後に十分な休息を取れるような予定の組み方をして下さい。治療後は家事をしない、仕事をしない、帰宅したらすぐに昼寝をする、就寝するなどして、横になって休んだ方が治療効果が高まります。
  • 治療時間はおよそ60分前後です。治療を始めるとトイレにいけません。必ず済ませておいてください
  • 治療の効果が落ちますので、痛み止めの服用は中止してください。
  • 飲酒後は危険ですので、治療をお断りしています
  • 妊娠中の方は陣痛を誘発する可能性がありますので、治療をお断りしています
  • 向精神薬(安定剤や睡眠薬など)を長年服用している方は、薬害により症状を発症している可能性があり、治療をお断りする場合があります。
  • 女性の方は肌の露出を最小限に抑える施術用患者衣をご用意しております。服装は気になさらなくても大丈夫です。

 


治療後の注意

  • 初診の方は好転反応が強く現れます
    鍼治療を行うと、血管拡張物質であるプロスタグランジンというホルモンが働き、血流が改善され、患部が栄養されることで症状が治るという過程をたどります。しかし、このプロスタグランジンは発痛物質でもありますので、プロスタグランジンが出続けている間は、同時に患部が痛みます。また、今まで虚血状態だった患部に血流が流れ込むことから、細胞組織の容積変化が急激に起こり、痛みや痺れが一時的にひどくなることがあります。プロスタグランジンや細胞の容積変化は2~3日程度で収まりますが、特に初診の方は、これらの反応を感じやすいので、あまり心配せずに放置してください。
    治療間隔は4~7日おきくらいに治療し、好転反応が無くなるまで治療を続けます。一般的には3回程度の治療で症状に変化が見られれば、9割くらいのケースで完治します(脳や骨、靭帯などに異常がある場合やストレス過多、薬を飲みすぎている方は、完治しにくいことがあります)。
  • 消炎鎮痛剤は使用しないでください
    鍼治療を行うと、好転反応で患部が痛みますが、痛いからと言って消炎鎮痛剤の湿布や痛み止めを添付・服用するとプロスタグランジンの働きが阻害されるため、治療の効果が薄れてしまいます。この反応は3日程度で自然に収まりますので、今日の鍼治療の効果は3日後に現れると考えて、なるべく安静にして生活して下さい。
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  • 安静にして下さい
    当日、治療した筋肉は極力動かさない、使わない方が 治療効果が高まります。翌日からは通常通りに動いてかまいませんが、自分の身体の声に耳を傾け、無理をしないようにして下さい。
  • 水分摂取して下さい
    鍼治療で血中へと流れた老廃物を早く体外へ排出することで、回復が早まります。なるべく常温に近いものを摂取するのが理想です。
  • 身体は冷やさないように注意してください
    温めた方が血流が良くなり老廃物の排出が促進され治療効果は高まります。
  • お酒を飲まないでください。飲むと鍼治療の効果がなくなります。

院内の様子

待合室と受付です。

受付とその奥の施術室の様子です。施術室は3部屋あります。

施術室です。体調に合わせて温度設定や照明を変えられるように全て個室となっています。

個人専用鍼と衛生管理

初診時には新品の鍼を用意し、個人専用鍼とします。①使用後はすぐに消毒液で油膜や血液を拭き取ります。②医療機関では標準的に使われている滅菌バックに鍼を入れ、高圧蒸気滅菌器で滅菌します。③その後、紫外線滅菌庫で更に殺菌、乾燥させてから、専用BOXで保管します。この時、滅菌バックには患者氏名、生年月日、症状などを記したシールを貼り、絶対に他の患者の鍼と取り違わないようにしています。滅菌前に1本1本鍼を確認し、破損があれば破棄します。
施術前に、手指はハンドソープと30秒の流水洗浄の後、使い捨てペーパータオルで水分を完全に拭き取り、エタノール消毒をしています。施術中は指サック、グローブ、マスクを着用し、感染予防も徹底して行っております。